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石原家華麗な一族から金まみれクソまみれの一族へ [芸能]

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   石原家華麗な一族から金まみれクソまみれの一族へ

 豊洲市場の移転問題を検証する都議会の調査特別委員会(百条委員会)が20日開かれ、石原慎太郎元都知事(84)が証人として出席した。東京ガスとの用地売買交渉が始まった当時から移転が決まるまでのトップだった石原氏の発言に注目が集まったが、決裁責任を認めた以外に関しては「部下に一任していて分からない」と今月3日の会見での説明の繰り返し。石原氏の要望により質疑の時間も大幅に短縮されたことで、真相究明には及ばなかった。

 予算案などで議論を戦わせてきた“古巣”への約4年半ぶりの帰還。首の後ろに「謎のシップ」を貼った石原氏が冒頭、いきなり「らしさ」を見せつけた。

 自らの職業を聞かれ「作家であります」と答えると「私事ですが、脳梗塞のために、記憶を埋蔵している箱がうまく開かない。ひらがなも忘れてしまいまして。記憶が出て来ないところがあることをご容赦いただければ」。その後の答弁の内容に予防線を張るかのような発言に、場内には不穏な空気が流れた。

 百条委員会側は当初、3時間程度の質疑を希望したが、石原氏側が体調不良を理由に短縮を希望。結局、途中休憩を挟んで約1時間半となった。都議会の保有議席数に応じて割り振られる質疑時間は最長の自民党でも21分、小池百合子都知事(64)が事実上率いる「都民ファーストの会」は、わずか5分。さらに、答弁席に椅子を用意して座ったまま答弁をすることや写真撮影が冒頭の数分間のみとすることが認められ、会場には医師が待機するなど、石原氏の高齢を考慮しても異例尽くしとなった。

 しかし、肝心の答弁内容は、3日の会見から何の進展もなかった。豊洲移転について「最終的な判断をしたのは自分」と認めたものの、都の既定路線だったことを強調。土壌汚染対策費が都の負担となった経緯については「記憶にない」、東京ガスとの交渉内容については「部下に一任していた。何も報告は受けていない」と従来の主張通りだった。時間短縮によって質問者も攻めあぐね、元都幹部の証言とこれまでの主張の食い違いも解消されなかった。

 「のれんに腕押し」のやり取りに、一般傍聴席の方がヒートアップ。開始から約30分後、昨年の都知事選にも出馬した実業家のマック赤坂氏(68)が「不規則発言」で退場させられ、後半も別の男性が「石原、恥を知れ、このクソジジイくたばれ!」と捨てぜりふを残して退場した。

 自宅を出る際、「天気晴朗なれど波高し」と日露戦争の日本海海戦に挑む旧日本海軍の電文に例えて心境を披露していた当の石原氏は、帰宅時も「言いたいことは言えましたか?」との問いかけに「言えましたよ」とやり切った表情を見せた、石原にとっては都合の良い脳梗塞だった。 

 

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